この度、樋口雄太選手が鹿島アントラーズへ完全移籍することが決定しましたのでお知らせいたします。
樋口 雄太(ひぐち ゆうた)選手
ポジション | MF |
生年月日 | 1996年10月30日(25歳) |
身長/体重 | 168cm/66kg |
出身地 | 佐賀県 |
経歴 | サガン鳥栖U-12 - サガン鳥栖U-15 - サガン鳥栖U-18 - 鹿屋体育大学 - サガン鳥栖 |
代表歴 | 2013年 U-17日本代表 サニックス杯国際ユースサッカー大会 2013年 U-17日本代表 ラオス遠征 |
【出場記録】※2021シーズン終了時点 | ||||||||
年 | チーム | リーグ戦 | カップ戦 | 天皇杯 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | |||
2019 | 鳥栖 | J1 | 1 | 0 | 5 | 0 | 2 | 0 |
2020 | 鳥栖 | J1 | 28 | 1 | 0 | 0 | - | - |
2021 | 鳥栖 | J1 | 37 | 6 | 2 | 0 | 3 | 1 |
合計(J1) | 66 | 7 | 7 | 0 | 5 | 1 |
樋口雄太選手コメント
私、樋口雄太は、アカデミーから数えて13年間お世話になったサガン鳥栖を離れ、鹿島アントラーズでプレーする決意をしましたことを報告させていただきます。
小学校3年生でサガン鳥栖U-12の一員になり、サガン鳥栖U-15、U-18と、トップチームでプレーすることを志し、毎日ボールを追いかけ続けてきました。U-18からトップチームへの昇格はできませんでしたが、大学時代も自分の成長を気にかけてもらい、憧れのサガン鳥栖でプロ選手としてプレーができる機会を与えてもらえたことがとても嬉しく、ひとつの夢が叶ったことと、サガン鳥栖への恩返しができる喜びを感じたことを思い出します。
プロ1年目のホーム開幕戦。スタジアム入りする選手バスを、多くのサポーターの皆さんが迫力ある応援で迎えてくださり、今まで経験したことのない心臓の鼓動、感じたことのない緊張感と興奮は、今でも鮮明に脳裏と心に焼き付いてます。
そして、プロ3年目の今シーズンは、背番号10番を背負わせてもらい、クラブや皆さんからの期待やサガン鳥栖10番の重みと責任を感じることで、選手としても人としても大きく成長することができました。トップチームの選手としては3年間しかプレーしていない自分でしたが、サポーターの皆さんには素晴らしい雰囲気で力強く後押ししてもらい、感謝の言葉しかありません。どんなに苦しくても、皆さんの応援によって自分の心を奮い立たせて、何度も立ち上がり、もう一歩を踏み出すことができました。自分のプレーを皆さんの応援が創り出してくれました。
サガン鳥栖の背番号10として、もっともっと伝えたいこと、伝えていかなくてはならないことがあるのではないかと、何度も自問自答を繰り返しました。自分に求められている期待、自分自身が成長していくために必要なこと…。この決断に至るまで苦しい毎日でしたが、悩み抜いて決意しました。ただ、今の自分があるのは、間違いなくサガン鳥栖の存在であり、サガン鳥栖に関わる全ての方々の存在でした。そんな特別な存在であるサガン鳥栖を本当に愛していますし、その気持ちはこれからも変わることはありません。だからこそ、樋口雄太自身が更に成長した姿を見せ、皆さんにも特別な選手だと感じてもらえるように努力することで、その気持ちを表現し続けていきたいと思っています。
これまでたくさんの応援で力をくださった皆さま、支えてくださった関係者の皆さまへ、本当にありがとうございました。