去る、6月26日(土)午前に行われたトレーニングにおいて、選手一名に対し、金明輝 監督による指導の適正範囲を超えた行為(選手を手で押さえながら足払いをして転倒させた)が発生したことを受け、対応を行っておりましたが、今回の案件について結果を報告させていただきます。
事案について | 7月9日(金) | クラブ公式サイトにて報告済 (https://www.sagan-tosu.net/news/p/5531/) |
その後の経過報告 | 7月18日(日) | 選手会が選手全員への無記名アンケート実施(7/24回収) |
7月20日(火) | 佐賀県へ第三者委員会委員候補の推薦依頼 | |
7月21日(水) | 佐賀県から第三者委員会委員候補の推薦回答 | |
7月26日(月) | 第三者委員会の設置 | |
7月31日(土) | 第三者委員会が選手、スタッフ全員への聞き取り調査実施 | |
8月2日(月) | 第三者委員会が監督、当該選手への聞き取り調査実施 クラブが選手説明会開催 |
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8月3日(火) | 第三者委員会の開催 | |
8月5日(木) | 社内コンプライアンス委員会の開催 内田会長がトップチームスタッフ面談 |
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8月6日(金) | 第三者委員会が調査報告をクラブへ提出 内田会長が選手面談 (株)サガン・ドリームス取締役会開催 |
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8月7日(土) | 福岡社長、新里GMから監督へ決定事項通達 クラブが選手、スタッフへ決定事項説明 |
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8月8日(日) | 監督が選手、スタッフへ謝罪 | |
第三者委員会 による報告(要約) |
[1.構成] 会長 牟田 清敬 氏(弁護士) 荒尾 彰 氏(佐賀商工会議所青年部会長) 土井 志穂 氏(佐賀県障がい者スポーツ指導者協議会会長 ほか) [2.目的] [3.調査方法] [4.処分について] [5.再発防止策について] |
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前回からの追記 | [前回発表した際に記載した「ラフプレー」についての補足説明] 試合形式の練習において、当該選手が相手方選手に抜かれそうになったところを、後方から遅れてチャージをかけて転倒させた。今回の案件では、当該選手が必死に取り組む中で起きた行為であり、相手方選手を怪我させようと意図したものではなく、危険性が極めて高い悪質な行為(いわゆるラフプレー)とまで評価されるものではなかった。 |
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今回の件における処分内容 | [監督への処分] ・3試合の指揮資格停止(7/17vs.名古屋、7/24vs.C大阪、8/9vs.FC東京) ・練習参加の停止(8/9まで) [管理監督者責任に関する処分] |
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再発防止策 | ・人権、リスペクト研修会等の実施 ・クラブ内相談窓口の設置 ・強化部の組織体制と管理体制の見直し |
代表取締役社長 福岡淳二郎 コメント
サガン鳥栖のファン・サポーター並びにスポンサーの皆様方、そして、いつも温かい応援をしていただいている関係各位の皆様方には、多大なるご迷惑、ご心配をおかけしたことを、心よりお詫び申し上げます。
この度の当クラブ内で発生しました『適正範囲を超えた指導』につきましては、クラブとして二度とあってはならない行為だと深く反省しております。
クラブ内調査及び第三者委員会による聞き取り調査結果等を踏まえ、当社取締役会において、今回の処分と再発防止に向けた対策を協議いたしました。
今後、それぞれがリスペクトの気持ちを忘れず、スポーツの持つ公正・公平さを大切にしながら、改めて、サガン鳥栖そしてスポーツを愛する皆様方の憧れ、地域の誇りとなれるよう、クラブ一丸となって成長していきたいと思いますので、ご理解とご協力、そして、温かい応援をお願い申し上げます。
監督 金 明輝 コメント
この度は、サガン鳥栖に関わる全ての皆様に、大変なご迷惑をおかけしたことを深く反省しております。
このような事が二度と起きないように努めて参ります。サガン鳥栖が勝利するために、手段、方法をより工夫しながら選手、スタッフと協力して頑張っていきたいと思います。
いつもファン、サポーターの方々に支えられているということを常に心に持ちながら、目の前の試合に全力で取り組んでいきたいと思います。