SAGANTOSU
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ORGANIZATION アカデミー組織説明

アカデミーとは

サガン鳥栖アカデミーではU-18(高校生年代/第2種)、U-15鳥栖・唐津(中学生年代/第3種)、U-12(小学生/第4種)から成る育成部門「ユースセクション」と、サッカーの楽しさ伝える普及部門「サッカースクール」で構成しています。
一貫した育成システムにより、主人公である無限の可能性を持つ選手たちの想像力、独創力を引き出せる指導を行い、サッカーを通じ豊かな人間性と常識ある社会人としての人材育成にも重点を置き活動しています。九州各地から選手が集い、目標とされる育成組織をめざし、将来、トップチームで活躍できる選手を育成することを目的にクラブ全体で取り組みます。

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NEW 2024/12/30

サガン鳥栖U-12「JFA 第48回全日本U-12サッカー選手権大会」(12/28)

12月28日(土)JFA第48回全日本サッカー選手権大会3日目。 雨が降っているため、朝は健康チェックと体操をした後に朝食。 朝食を済ませた後、2年ぶりの鴨池補助陸技場へ向かいました。 会場へ到着しミーティングをしてウォーミングアップ。試合に向けてしっかり心と身体の準備をします。 準々決勝の試合は群馬県代表のファナティコスです。 試合は早々に動きます。前半3分、相手の右コーナーキックを不運な形でオウンゴールとなり0-1。ビハインドの状況から残りの時間を戦うこととなります。 GKからしっかりと繋いでゲームを組み立て、相手ゴールに迫ります。田中隆晴と武村龍範が中盤を支配して試合を進めますが相手の好守もありゴールを奪うことができません。 前半13分、ペナルティエリアまで攻め込まれ決定的なピンチをGK永田拓夢が素早い反応で左手一本でスーパーセーブ。 直後の14分、児玉啓明がドリブルで抜け出し相手GKとの1対1となりますが惜しくもサイドネット。最後決め切れません。 山下颯介、堤庵悟が上手く相手攻撃の芽を摘み取り前半終了。0-1のまま折り返します。 ハーフタイムに荒木監督から「まずは1点しっかり返そう!恐れず戦いその先のステージに進もう!」と指示がありました。 後半は堤庵悟に代わり網代時生を投入して攻撃に力強さを加えます。 松本快、音成敬太の両サイドを積極的に使い相手陣内に侵入してゴールへの糸口を見つけ出します。そして後半37分。左サイドから背後のパスに抜け出した児玉啓明がペナルティエリア左側に侵入し左足でグラウンダーのクロス。中央に走り込んでいた田中隆晴が相手に潰されながらもシュート。ボールに勢いは無かったものの相手はクリアしきれずゴールイン。チームの執念がボールに乗り移りついに追いつきます。 得点直後直後、勢いに乗ったサガン鳥栖U-12。児玉啓明、網代時生とチャンスを作るも決め切れず。反対に相手ショートカウンターを受けるも堤庵悟がスライディングで最後クロスをブロック。 試合終了までの数分間はお互いにゴール前まで攻め込む攻防が続きますが互いに最後を決めさせません。そして試合終了のホイッスル。準決勝進出をかけた対決はPK戦へ。 小学生年代のPKは3人で決着がつかない場合はサドンデス方式となります。サガン鳥栖U-12が先行です。 キッカー1人目は児玉啓明。 シュートは右隅を狙いましたがポストに嫌われます。 早くも追い込まれますが永田拓夢がチームを救います。 相手1人目キッカーの左を狙ったシュートをドンピシャでストップ!ゴールに立ちはだかります。 続く2人目、キッカーは田中隆晴。 左を狙ったシュートは相手GKに左手で防がれてしまいます。 相手2人目のキックはゴールイン。 3人目のキッカーは網代時生。GKの逆をついて左側にしっかり決めて1-1。 相手3人目、決められれば敗退となりますがこのシュートがクロスバーの上へ! 3人で決着がつかずサドンデスへ。 山下颯介、堤庵悟、松本快、武村龍範のそれぞれがしっかりと決めて5-4とします。 相手7人目、会場が静寂に包まれます。レフェリーのホイッスル。ボールを蹴った低い音。シュートは左へ。両手でボールを弾く音。 歓喜の叫びと共にサガン鳥栖U-12のベンチ選手も含めた全員がGK永田拓夢の元へ走り出します。3本をストップする大活躍。サガン鳥栖U-12では初の準決勝進出を決めました。 喜びもありますが目指す場所はファイナルへ進むことなので、気を引き締めて昼食を取り白波スタジアムで14:00キックオフの準決勝へ準備をします。 決勝トーナメント準決勝、神奈川県代表のバディーSCとの対戦です。 前半2分、武村龍範がファーストシュート。 サガン鳥栖U-12は児玉啓明の強さを活かしてゴールへ迫ろうとしますが相手も非常に警戒しているので思うように攻撃をさせてもらえません。 バディーSCは技術の高さに加え守備の強度が非常に高く、コーナーキックやフリーキックも多く耐える時間帯が多くなります。 そして前半9分、ルーズボールをクリアしようとしたころ、相手の足と交錯しPKを与えてしまいます。永田拓夢の飛んだ方向は合っていたものの左脇下に決められ先制点を奪われます。 攻撃の糸口を見つけるため、後方からボールを握り探りますが相手陣形を上手く崩すことができず効果的に相手陣内へ攻め込むことができません。 ビルドアップのエラーからピンチとなる場面もありましたが永田拓夢が安定したセーブで追加点を与えず0-1で前半終了です。 前半は相手に主導権を握られる時間が多くなってしまいました。 ハーフタイムに荒木監督からは「スペースを上手く使おう!変化をつけたいから立ち位置をしっかり整理しよう!」と指示がありました。 ハーフタイムの監督の言葉に自信を取り戻した選手たちは少しずつ主導権を握れるようになってきます。 後半4分、左サイドで良い崩し。松本快からパスを受けた児玉啓明が突破を試みシュートまで持ち込みます。ゴール上に外れてしまいますが狙いが見えてきます。 前半よりボールを握る時間が増え相手に攻め込む機会を簡単に与えません。守備の対応をしなければならない時もありましたが武村龍範がクレバーな対応で何度もボールを奪います。 後半11分、相手のショートカウンターで背後を使われますが音成敬太が長い距離を走りゴール前まで戻りブロックします。チーム全員でハードワークします。 相手のクオリティ高い攻撃に徐々に対応が追いついていかなくなってきます。後半13分にロングパスからドリブルでゴール前まで侵入されピンチに。 山下颯介が粘り強く対応しますが相手はコンビネーションからシュートまで。しかし、ここも永田拓夢がチームを救うビッグセーブ。 ペナルティエリア内でディフレクションのある難しいシュートでしたが左手1本残し弾き出します。 後半18分、中盤でボールを失い自陣ペナルティエリア内まで侵入されます。相手にあと一歩寄せが甘くディフレクションで永田拓夢の逆を突かれる形で不運の失点。 なんとか反撃に出たいサガン鳥栖U-12。松本快がカットインからシュートを狙いますが相手にブロックされてしまいます。直後、児玉啓明も攻め込みますが相手も体を張った粘り強い守備。そして無情にも試合終了のホイッスル。 全国チャンピオンを目指した戦いはベスト4(大会最終順位3位)で終了となりました。 本大会をもって6年生の全国大会はこれが最後となります。温かい応援ありがとうございました。6年生は今後、ろうきん杯佐賀県予選を勝ち上がり優勝した場合はフジパンカップも控えておりまだまだ活動は続きます。 全国ベスト4という結果に自信を持ち、経験した事を今後のサッカー人生に活かしてもらいたいです。 最後になりますが大会関係者の方々をはじめ、宿泊施設のスタッフの方々、保護者様、会場まで足を運んで頂いた皆様、深く御礼申し上げます。 引き続きサガン鳥栖U-12への応援をよろしくお願いします。

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