本日(4/23)佐賀経済同友会が実施する第27回競争力のある人財・産業づくり推進委員会にサガン鳥栖から佐藤真一アカデミーダイレクター、森惠佑U-15監督が参加し、「サガン鳥栖アカデミーの人材育成について」講演を実施しました。
佐藤ダイレクターから環境整備や指導方針の構築など、どの年代にも共通する取り組みや課題を説明し、森監督からは実際に指導の現場で気を付けていることなどをお話ししました。
特に個人の成長を促し、個を際立たせるために“技術” “戦術” “フィジカル” “心理社交”の4つの方向からアプローチを行うことや、“言葉” “映像” “デモンストレーション”を使って「気づき」へのアプローチを行っていること、
挑戦させ、答えを与え過ぎず、目的を考えさせ、判断し決断させるなど子どもたちが自らアクションを起こす状態をつくりだすことも重要だということを高円宮杯JFA第32回全日本U-15サッカー選手大会に優勝した際のエピソードを交え、お話しました。
講演終了後は質疑応答の時間を設け、「人財育成には力を入れていて、技術の部分は教えることができるが、心理社交のアプローチ方法に悩んでいる」という経営者の方からの質問などがあり、個々でアプローチは変えているが、ハードワークする部分など全員共通して求めるところは徹底すると答え、「サッカーの指導者と経営は通ずるものがある」「勉強になった」というお言葉をいただくことができました。
佐賀経済同友会の皆様、今回はお招きいただきありがとうございました。