サガン鳥栖を愛する全ての皆様へ
謹んで新春のお慶びを申し上げます。
2019シーズン、一年を通して、最終節の最後の一分一秒までファン・サポーターの皆様にご心配をおかけしました事を深くお詫び申し上げます。
2020シーズンもJ1という舞台で9年目の戦いを続けられる事は、17番の誇りを背負って共に戦い抜いたサガンティーノの皆様の力で創った未来だと思っております。
2011年から種を撒き始めた育成世代の強化が、ようやく花開き始めようとしています。トップチームのシーズンを通した戦い、U-18のプレミアリーグ、プリンスリーグの戦い、クラブとしては運営が非常に難しくはなりますが、我々はチャレンジを継続します。トップチームとアカデミーが共に同じフィロソフィー、プレーモデルを共有し、育成型クラブへのビジョンを強化して掲げます。
関係者の皆様、父兄の皆様、いつもご尽力を賜り、改めましてお礼を申し上げます。
小さな町に生まれても、大きな夢は叶う。昨シーズン引退したフェルナンド・トーレス氏の言葉です。
トーレス氏も、サガン鳥栖の育成ビジョンに共感し、今後もこの小さな町から大きな夢が育つための助言をします。世界のトップスターが、鳥栖の育成に目を向けてくれる未来を誰が想像したでしょうか?いや、これはサガン鳥栖が創造した現実なのです。
そして先日、引退を発表した池田圭選手ですが、2020サガン鳥栖新体制発表会の中で皆様へ引退のご挨拶と今後の活動、予定しているイベントついてご報告いたします。
今年も簡単ではない、厳しいシーズンが待っています。共に戦ってきた選手が別の道を歩む事を決断し、また新しい選手がこのクラブと未来を共に歩み始めます。
2020年がサガンティーノの皆様にとって最高の一年となるよう祈念し、そのために我々も変革を恐れず、変わる未来へ進み続け、サガン鳥栖らしい成長の上、タイトルを獲るクラブへ進化していきます。
より地域に深く根ざし、皆さまを勇気づけ、皆様自身が大きな夢を持ち、日々チャレンジしていく原動力となるよう努力いたします。
ぜひ、ともに最高の未来を皆様と一緒に創り上げたいと思います。
2020年 元旦
株式会社サガン・ドリームス
代表取締役社長 竹原稔