この度、金明輝監督が退任することとなりましたので、お知らせいたします。
なお、金明輝 氏の今後、および後任の監督人事については決定次第、改めて報告させていただきます。
金 明輝(キン ミョンヒ)監督
【生年月日】 | 1981年5月8日(40歳) |
【出身地】 | 兵庫県 |
【選手歴】 | 2000 ジェフユナイテッド市原 2000 ヴァンフォーレ甲府 2001 ジェフユナイテッド市原 2002 城南一和(韓国) 2003-2006 佐川急便大阪SC 2006 バンディオンセ神戸 2007 アローズ北陸 2008-2010 カターレ富山 2011 サガン鳥栖 |
【指導歴】 | 2012 サガン鳥栖 アカデミースタッフ(スクールコーチ) 2013 サガン鳥栖U-15コーチ 2014-2015 サガン鳥栖U-15監督 2016-2018 サガン鳥栖U-18監督 2018 サガン鳥栖 監督(10月から) 2019 サガン鳥栖 コーチ 2019 サガン鳥栖 監督(5月から) 2020-2021 サガン鳥栖 監督 |
金明輝監督コメント
「私、金明輝は、今シーズンをもってサガン鳥栖を離れる決断をいたしました。
まずは改めて11年間、サガン鳥栖という素晴らしいクラブで働けたことに感謝します。
たくさんの思い出がありすぎて何から伝えていいのかわかりません。
私の指導者人生はサガン鳥栖に育てられ、サガン鳥栖に全てを捧げてきました。
選手として何も残せなかった私をアカデミースタッフとして招き入れて頂き、アカデミースタッフと共に強いサガン鳥栖ユースの基盤作りに貢献できたこと、トップチームで活躍する選手をJ1のピッチに数多く送り出せたことを嬉しく、そして誇らしく思います。
それもひとえに、関わってくれたスクール生、アカデミーの選手たち、それぞれの保護者の皆様のおかげです。未熟だった私に全力でついて来てくれ、暖かく見守って頂き本当にありがとうございました。
トップチームの監督になった2018年10月から今までたくさんの選手、スタッフ、サガン・ドリームスのスタッフ、そして日本一のファン・サポーターに支えられ、戦ってこれました。凄まじい残留争いをした時、試合当日を迎えるのが怖かったことを今も鮮明に覚えています。
また、コロナ禍における無観客での試合を経験し、ファン・サポーターの大切さを改めて痛感しました。
今シーズンはチームワーク、一体感をベースに選手、スタッフ、サポーターが一岩となり、最高のゲームを幾度も披露し、たくさんの勝利をあげることができました。
最高の選手、スタッフ、サガン・ドリームスのスタッフ、ファン・サポーターと共に戦えたことを嬉しく思うと同時に誇らしく思います。
サガン鳥栖無くして今の私はありません。
そして今シーズン、私の指導者としての未熟さゆえに、たくさんの方にご迷惑、ご心配をおかけしたことをこの場をお借りしてお詫び申し上げます。
またいつか成長した姿をお見せできる日がくることを楽しみにしております。
今後のサガン鳥栖の繁栄を心より願っております。
11年間本当にありがとうございました。
最後にどんな時も僕を支え、辛い時も共に乗り越えてくれた家族、両親に改めて感謝したいと思います」
福岡淳二郎 代表取締役コメント
「サガン鳥栖のファン・サポーター並びにスポンサーの皆様方、そして、いつも温かい応援をしていただいている関係各位の皆様方には、多大なるご心配をおかけしていることを、心よりお詫び申し上げます。
金明輝監督の進退につきまして、本人からの申し出もあり、お互いに協議した結果、退任という形となりました。クラブとしては、来季もJ1で戦い抜くためのチーム編成を考慮したうえで、不本意ではありますが判断をいたしました。
金明輝監督は、サガン鳥栖で選手を引退した後、指導者としての道のりをスクールコーチから始め、U-15そしてU-18の若手選手たちを育て、トップチームはもとより、多くのJクラブ、海外クラブでもアカデミー出身選手が活躍するという、育成クラブとしての礎を築いて、サガン鳥栖で大きな役割を果たしてくれました。
そして金明輝監督は、J1リーグ10年目の節目の今年、4年ぶりの一桁順位である7位という結果で、J1リーグ11年目を迎える来シーズンへ期待を残すとともに、県民の皆様、ファン・サポーターの皆様に大きな夢を与えてくれました。
今回、退任される金明輝監督に、クラブを代表して感謝申し上げるとともに、これまでの多大なる功績に対して敬意を表します。本当にありがとうございました。
今後、サガン鳥栖を愛する皆様方の憧れ、地域の誇りとなれるよう、クラブ一丸となって成長していきたいと思いますので、ご理解とご協力、そして、温かい応援をお願い申し上げます」